東海造園で取り扱いのある植物を一覧にまとめました。
各植物の特徴も簡単に掲載しておりますので、草木や花、実などの特長や時期によってすぐに対応できないものもございますが、お気軽にお問い合せ下さい。
- 和名
- アラマンダ
- 科
- キョウチクトウ科
- 性質
- ひあたり・水はけの良い土地をこのむ。生長が早く、芽吹きも良い。花後剪定を行う。
- その他
- 和名はオオバナアリアケカズラ。沖縄ではハイビスカス・ブーゲンビレアと同様に広く利用されている。
- 和名
- オオハマボウ
- 科
- アオイ科
- 性質
- 耐潮耐風性がある。生長が早く特に耐風前には剪定が必要。花期が終わる10月ごろ強剪定を行う。
- その他
- 沖縄の方言で「ユーナ」と呼ばれる。ハート型の葉で、花は黄色から時間とともに赤色になる。樹皮から織物がつくられる。
- 和名
- オキナワキョウチクトウ
- 科
- キョウチクトウ科
- 性質
- 耐潮耐風性があり強健。ただし台風で葉がダメージを受ける。生長も早いため街路樹として利用されてきた。まとまって白い花を咲かせる。
- その他
- 樹液には毒があり、うかつに目をこすると腫れるため、和名が「ミフクラギ(目が膨れる木)」となっている。マンゴーに似た赤くおいしそうな果実がなるがこちらも有毒。誤って口にした1歳児が救急搬送される事故があった。
- 和名
- クチナシ
- 科
- アカネ科
- 性質
- 乾燥地以外なら特に土壌を選ばない。陰樹だが日向でも育つ。強剪定は避け軽くにとどめる。
- その他
- 強い香りがする風車のような花が咲く。果実が染料に使用される。
- 和名
- クロトン
- 科
- トウダイグサ科
- 性質
- 日当たり・水はけが良く肥沃な土地を好む。耐潮風性が弱いので注意が必要。
- その他
- 変異しやすい種のため葉の形や色が多種多様。
- 和名
- ゲッキツ
- 科
- ミカン科
- 性質
- 石灰岩質土壌を好む。耐乾燥性・環境適応力が強く、刈り込みにも耐える。
- その他
- 花に柑橘の香りがあり、実も観賞される。
- 和名
- ゴールデンシャワー
- 科
- マメ科
- 性質
- 石灰岩質土壌を好み耐潮耐風性が弱い。生長が早く樹形が乱れやすいのでこまめに手入れが必要。
- その他
- 小さな黄色の花が房上に垂れ下がり咲くのでこの名前がついた。薬効成分があり下剤や解熱などに用いられる。夏に蝶の幼虫の食害が発生し、木が衰弱することもある。和名はナンバンサイカチ。
- 和名
- サガリバナ
- 科
- サガリバナ科
- 性質
- 高温湿潤を好むので乾燥に注意する。樹形を整えるのが難しい。
- その他
- サガリバナ科常緑小高木。高温湿潤を好むので乾燥に注意する。樹形を整えるのが難しい。種・挿木で増やす。花序が60cmも垂れ下がり上から順に咲く。夜の間に花が咲き、朝には落ちる。
- 和名
- サルスベリ
- 科
- ミソハギ科
- 性質
- 日当たりの良い場所を好む。落葉後前年伸びた枝を半分ほど切ると花つきが良くなる。成長するにつれ横に広がるので落葉後自然形になるように切り詰める。すす病などが発生しやすいので注意を要する。
- その他
- 幹が滑らかなことからこの名がついた。花期が長いことから百日紅(ヒャクジツコウ)という漢字が充てられている。花が美しく多数の園芸品種がある他、材としても幅広く利用されている。
- 和名
- ソテツ
- 科
- ソテツ科
- 性質
- 特に土壌は選ばないが排水の良い土地に植える。移植時に衝撃を与えると枯死することがあるので注意が必要。古葉は取り除いたほうが美しい。
- その他
- ツヤのある葉と美しい模様の幹をしており、庭園や公園に使用される。実や幹・葉には毒があるので口にしないよう注意が必要。
- 和名
- トベラ
- 科
- トベラ科
- 性質
- 環境圧や病害虫に強く、強剪定にも耐える。防風・防潮林や生垣に利用される。
- その他
- 花には芳香があり、表面がネバネバした赤色の種子ができる。
- 和名
- ナンテン
- 科
- メギ科
- 性質
- 水はけの良い土地を好み乾燥に注意するほかはいたって強健。
- その他
- 秋に紅葉し冬に赤い実がつく。和風・洋風の庭園どちらでも利用可能。
- 和名
- ハスノハギリ
- 科
- ハスノハギリ科
- 性質
- 耐潮耐風性にかなり優れ海浜緑化や防風・防潮林として最適。若木の鉢物は観葉植物にも利用可能。樹形が乱れやすい上に腐朽しやすいので剪定には注意が必要。
- その他
- 種子は有毒。沖縄県名護市宮里御嶽の樹齢200年以上のハスノハギリの群生は天然記念物に指定されている。
- 和名
- ヒカンザクラ
- 科
- バラ科
- 性質
- 水はけ・日当たりの良い場所に植える。剪定はあまり必要ないが、ひこばえ(根元から生える枝)は早めに切る。
- その他
- 石垣島荒川のカンヒザクラ自生地は国指定の天然記念物に指定されている。
- 和名
- ピンクテコマ
- 科
- ノウゼンカズラ科
- 性質
- 水はけ・日当たりの良い肥沃な土地を好む。病害虫は少ない。耐潮性が弱いので注意。
- その他
- ピンク色や白色の花を枝先にかたまって咲かせる。
- 和名
- フクギ
- 科
- オトギリソウ科
- 性質
- 環境圧に強く、耐風耐潮性があるので防風・防潮林や生垣に利用される。深根性なので成木の移植は根回しが必要。剪定は特にしなくても良い。
- その他
- 沖縄を代表する樹木の一つ。昔は家屋の防風林として欠かせなかった。樹皮が黄色の染料になる。
- 和名
- ホウオウボク
- 科
- マメ科
- 性質
- 石灰岩質土壌を好む。枝が傘状に広がる。移植は根回しが必要。ホウオウボククチバの幼虫が大量発生することがある。
- その他
- 樹冠いっぱいに緋色の花を咲かせる。
- 和名
- ヤブツバキ
- 科
- ツバキ科
- 性質
- 西日や強い日差しが当たらない場所を好む。乾燥に弱い。
- その他
- 種子から採れる油は高級品。
- 和名
- リュウキュウマツ
- 科
- マツ科
- 性質
- 耐風耐潮耐乾燥性がある。移植前に十分根回しをしておくことが必要。マツクイムシが入ると枯れてしまうので対策が必要。他の樹木とは違う松特有の剪定をしなければならない。
- その他
- 沖縄県の県木に指定されている。
- 和名
- サンダンカ
- 科
- アカネ科
- 性質
- 日当たりが良く養分に富んだ土壌を好む。
- その他
- デイゴ・オウゴチョウと共に沖縄県の三大名花の一つ。花期が長く生垣や花壇に使用される。
- 和名
- ハイビスカス
- 科
- アカネ科
- 性質
- 特に土壌を選ばず丈夫。生長が早く強剪定にも耐える。
- その他
- マレーシアの国花でハワイの州花でもある。南国の雰囲気を出し観光客にも人気。沖縄でも古くから親しまれてきた。
- 和名
- アレカヤシ
- 科
- ヤシ科
- 性質
- 石灰岩質土壌を好む。乾燥には強いが耐風耐寒性は弱い。
- その他
- 和名はヤマドリヤシ。
- 和名
- ビロウ
- 科
- ヤシ科
- 性質
- 水はけ・日当たりの良い石灰岩質土壌を好む。耐潮性にかなり優れている。タイワンカブトムシの食害に注意が必要。
- その他
- 昔の沖縄では神様がビロウを伝って下りてくると信じられており御嶽などによく植えられている。
- 和名
- オオムラサキシキブ
- 科
- クマツヅラ科
- 性質
- 土壌を選ばず、日陰でも育つ。ただし日陰だと実付きが悪い。あまり剪定はせず自然形に整える。
- その他
- 紫色の実を鑑賞する木。名前は原種「ムラサキシキブ」よりも実が大きいことによる。硬い材は木刀などに使用される。
- 和名
- カキ
- 科
- カキノキ科
- 性質
- 落葉後に剪定する。枝の先端付近に花が咲くので、剪定は不要な枝を落とす程度にとどめる。種類によるが果実を収穫する時に枝ごと折るようにすると剪定の手間が少なくなる。昔から枝が折れやすい木として知られている。
- その他
- 甘い果実が有名。様々な品種がある。材は硬いが割れやすいので家具や装飾品などにしか利用されない。葉はお茶にされ高血圧・咳に効果がある。
- 和名
- ゴレイシ
- 科
- カタバミ科
- 性質
- 保水力のある肥沃な土壌を好む。病中害が少なく、手入れをしなくても樹形が整う。
- その他
- 果実を輪切りにしたとき星の形をしているのでがスターフルーツと呼ばれている。果実の利用としては生食・ジャム・ゼリーなどがある。鉢で育てても実がつく。
- 和名
- パンノキ
- 科
- クワ科
- 性質
- その他
- 果実は10cm~20cmの卵型で表面はイボで覆われている。無核(種なし)と有核(種あり)の2つの系統の果実があり、食用は無核。名前の由来は果実を焼くとパンのような味がすることからきている。
- 和名
- ピタンガ
- 科
- フトモモ科
- 性質
- 土壌は選ばないが日当たりの良い少し湿潤な場所を好む。病害虫は特にない。
- その他
- 果実はアセロラに似ている。生食・ジャム・アイスクリーム・お酒等に利用でき、リン・鉄・カルシウムなどが豊富。
- 和名
- ヒラミレモン
- 科
- ミカン科
- 性質
- 水はけ・日当たりの良い弱酸性土壌が良い。剪定は軽くにする。
- その他
- シークワーサーとして知られている果実は生食・ジュース・ゼリー・その他加工品に使用されている。
- 和名
- ヤマモモ
- 科
- ヤマモモ科
- 性質
- 土壌を選ばない。根の回復力が大きい。
- その他
- 雌雄異株なので雌木にしか果実がならない。
- 和名
- レイシ
- 科
- ムクロジ科
- 性質
- 肥沃な酸性土壌を好む。風や寒さに弱いので注意が必要。
- その他
- 果実はライチとして生食・乾果・缶詰などに利用される。中国が唐の時代に楊貴妃が好んで食べたと言われている。
- 和名
- ギョボク
- 科
- フウチョウソウ科
- 性質
- アルカリ性の土壌を好み、半日陰で風が強くない場所が良い。すかす程度の剪定をする。
- その他
- 釣りの疑似餌の材料として使用されていたためこの名がついた。果実は食べられる。幸せを呼ぶ蝶といわれるツマベニチョウの食草。
- 和名
- タブノキ
- 科
- クスノキ科
- 性質
- 大木になったものは移植が困難で根回しが必要。不要枝と混んだところを透かす程度の剪定で良い。
- その他
- 若葉は赤味を帯びて美しい。古くから船材に用いられた。アオスジアゲハの食草。
- 和名
- ホウライカガミ
- 科
- キョウチクトウ科
- 性質
- その他
- 葉や茎に毒があるので注意。オオゴマダラの食草。オオゴマダラはこの毒を体内に取り込んで外敵から身を守っている。